明日もまた食べて笑って...

日々のできごとを綴ります。

姉はやはり死んでしまいました

6日の昼ごろにアメリカに住んでいる姉の息子から電話が入りました。

嫌な予感がしました。やはり、うつ病だった姉が自殺してしまった知らせでした。

詳しくはまだ話せませんが、姉が、死んでしまう2、3日前にPCR検査を受けたので、その結果がわかるまでは遺体の引き取りはできないそうです。

甥はアメリカから帰って来ます。事が事なので自宅での隔離2週間にしてもらえるようで、遺体の引き取りとかは、姉の義弟がしてくれるそうです。

すぐにでも飛んで行きたいですが、夫が今月末までいないので、配送の仕事もしなくてはならないし、コロ助と小豆ちゃんがいるので、行けません。

たった一人の姉が死んでしまったと言うのに。

ここ数日、配送の仕事もすごく忙しくて、姉の死で頭がパニックになっているのに、間違えずにできているのか疑問です。

気がつくと姉の事を考えてしまいます。

「なんで前の晩、その日の朝、電話してあげなかったんだろう」「死ぬ直前に何を思ったのだろう」「もっといろいろしてあげていたら良かった。やろうと思えばもっとできたのに私はしなかった」「2日の日に、自殺なんてしないよね?ってLINEで聞いたら、しないよ。って言ってたのに。」

姉が自殺をしてしまった時、私は何をしていたんだろう。呑気に白菜を干していた時かもしれない。何の予感もしなかった。

わかるはずはないのに死ぬ間際の姉の思いを、必死で考えてしまいます。

頭の中で姉が泣き顔で、いつもの声で、私の名前を呼んだあと「ごめんね〜してしまったよ〜」と言う声がずっと聞こえています。

些細な事で喧嘩して、もう前にいつ会ったのか忘れてしまうほどお互いの顔を見ていない姉妹でした。

姉が死んだ翌朝、私は生まれてから63年生きて来て、初めてこの世に姉がいない朝を迎えて、会えたのに会わなかった事を悔やみました。

姉がこの世にいた事は、それだけで心強いことだったと気がつきました。

あちこち一緒に旅行したり、美味しい物を食べたり、並んで写真を撮ったりしたら良かった。2人だけの姉妹なのに。

ここ数年はLINEや電話でいろいろ話すようになり、お互いの誕生日も祝いあったりもしました。

最後の誕生日になるとは思わず送ったLINE。

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姉と交わしたLINEを最初から何度も何度も読み返しています。

9月にはすごく元気に 自分からLINEしてきたりしていたのに。あれから3ヶ月しか経っていないのに。

母も、父も、姉も死に、生まれた時から暮らした家族は私一人になってしまいました。

姉が死んだ連絡が入った数時間後、福島の叔母の名前で着信がありました。

そうだ叔母に姉の事を言わないと、と電話に出ると、叔母の息子からでした。

信じられない事に叔母が亡くなった知らせでした。

私の母の妹です。

夫や娘、息子に姉が死んだ事を知らせ、またすぐに叔母が死んだ事を知らせると、さすがに皆、絶句してしまいました。

今、家に一人でいて、気がつくとハラハラと泣いてしまっているので、家族が、今度は私がうつ病になってしまうのではと心配しています。

私もうつ病になりやすい性格なので、自分でも、姉の死をきっかけに うつ病になってしまうのは怖いです。

なので、できるだけコロ助に話しかけたり、あちこち掃除したり体を動かしています。

一月になったら夫がコロ助とかを見てくれるので、姉のところに行って、お骨を抱きたいです。