友達が来るかもと｜姉の遺品の懐中時計

スイミングのYさんが「Amazonでログインできないから、らくらくスマホを見てほしい」と先日のスイミングの時に言っていたので、「もしかして来るかも」と思い、昨日は朝食もリトアニアのパンとプロテイン入り低脂肪牛乳で済ませました。

「来るかも」と言うだけで、朝の掃除も洗濯も驚くほどスピーディにこなせました。

家事が済んでからも「来るかも」と、夫に頼まれたパソコン仕事を普段では考えられないほど集中して終わらせました。

10時過ぎまでは「来るかも」と、慌てて普段の何倍もの用事を済ませ、その後は「来るまでしてよう」と、夫にするように言われていた内職のような雑務をプライムビデオを見ながらしていました。

手作業をしながらなので、日本の映画「記憶にございません！」と「嘘を愛する女」を観ました。

足元にはコロ助。

結局来ませんでしたが、お陰で、気がかりだった仕事がだいぶ終わりました。

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先日、姉の遺品が届いたことはブログに書きましたが、その時「姉の腕時計と、姉の物とは思えない懐中時計」と書きました。

懐中時計は男の人が持つ物なのかと思ったのです。

でも、ふと「これって着物を着た時に持つ物なのかも」と思い、検索してみたら、やはり和装用懐中時計でした。

姉は育った環境とは全く違う資産家の家に嫁いだため、結婚後にお茶も着付けも習いました。

一人で着物が着れるようになり、普段もデパートなどに買い物に行くだけにも着物を着て行ったりしていたのです。

父の葬儀の時には私の着付けをしてくれました。

姉が着物姿で颯爽としていて、私の着付けもテキパキとして、とても頼もしかったのを覚えています。

姉の物とは思わずに、腕時計だけを仏壇に入れ、懐中時計はクロゼットの中のタンスの取っ手にぶら下げていました。

和装用懐中時計ならば姉の愛用品に違いありません。ガラスの隅にちょっとヒビが入っているので、きっと頻繁に持ち歩いていたのでしょう。

慌てて取っ手から外して「ごめんね」と仏壇の中に置きました。

デザイン仏具：おりん　cherinチェリン [ウッドシルバー] グッドデザイン賞受賞仏具