明日もまた食べて笑って...

日々のできごとを綴ります。

何度も言うけど|小さな仏壇が届きました

姉が自死して2週間、時が経つのは早いです。

姉は12歳になる柴犬を飼っていました。とても可愛がっていたのですが、姉は膝も腰も痛かったため散歩ができず、バイトを雇って散歩してもらっていました。

うつ病になってからは痛さは増して耐えれないほどだったのだろうなぁと思います。

うつ病になった姉に「気晴らしに、うちに泊まりに来なよ」と言った時は「でも犬がいるし、パパの病院に行かないといけないし」と答えていました。

そんな姉が自死してしまってから、夫が何度も何度も

「普通は犬がいたら残されたら可愛そうと思って死ねないけどね」「普通だったら犬がいるのに自殺する?」などと言います。

その度に「普通じゃなかったからだよ!可愛がってた犬を置いて逝くほど、辛くてどうしようもなかったんだよ!」と言い返していますが、夫には通じません。

家族葬だからお香典は受け付けないと言う甥ですが、お金を送ってあげたいので、夫には、香典を断られたとは告げず「香典をいくら送ろうか?」と聞いたら「3万くらいでいいんちゃう?」と言います。

「たった一人だけの姉なのに3万円?」と返すと「じゃ、5万円にしたら」と言いました。

夫からは5万円もらい、それに足して10万円、甥の口座に振り込みました。

 

甥には「お香典じゃないから銀行に振り込むよ。何にでも使って」と伝えました。

姉は、私の娘が離婚した時に「1人でやって行くのは大変だよ」と娘に10万円送ってくれました。

一年二ヶ月前の事でした。

あの時はうちの娘のことまで考えてくれた元気な姉でした。

入院中の最愛の夫でさえも残して逝くほど辛かった姉がかわいそうです。

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昨日、仏壇が届きました。

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国産品が欲しかったので、静岡県の「村上クラフト」と言うデザイン、木工、塗装、販売をすべてしているお店で買いました。

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「Ito-イト」と言う仏壇です。メープルの小さいながらずっしりと重い、しっかりとした物でとても気に入りました。


 

アウトレット品なので手ごろな値段でしたが、丁寧な作りです。娘にLINEで写真を送ったら

「すごくいいわ!これなら引き継げるわ!」と言っていました。

母子家庭で県営住宅に住んでいるので、この先、子供たちが大きくなれば部屋はもっと狭く感じるでしょう。

狭いながらも、持ち物にこだわりのある娘の所にもしっくりと馴染みそうで良かったです。

でも、あと20年は私が元気でいて、両親と姉をこの手で供養していきたいです。